内容説明
警察庁広域捜査室長の小清水峡子が、伊豆高原に住む万華鏡作家のアトリエを訪ねた夜、そこから仏像が盗まれた。奈良県の室生寺の十二神将のひとつ伐折羅によく似た古い像で、内部に万華鏡が組み込まれたもの。数日後、その仏像を盗んだと思われる男が生駒山の暗峠で殺された。男は仏像を峠近くの新興宗教本部に七千万円で売りに来たという。その連絡を受けた宮之原警部は峡子と捜査に乗り出す。
著者等紹介
木谷恭介[コタニキョウスケ]
昭和2年、大阪に生まれる。静岡県在住、劇団「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。その後作家業に転じる。旅情ミステリーの第一人者で、とくに“宮之原警部”シリーズは読者の圧倒的支持を受けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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