出版社内容情報
多彩に活躍する作曲家が素顔を見せるエッセイ集。ピアノとの出会い、様々な表現者の思い出など、ほかでは読めない内容が満載の一冊。現代音楽からテレビ、映画、舞台の音楽まで、多彩に活躍し続ける作曲家が、その素顔を見せるエッセイ集。幼い頃のピアノとの出会い、東京・下北沢で過ごした青春、音楽家や表現者との出会い、交遊、あるいは別れ。時代と人間、芸術に向けるまなざしにも多くのことを気づかされます。楽しく読め、温かい気持ちになれる一冊。
池辺晋一郎[イケベ シンイチロウ]
著・文・その他
目次
小正月
二〇〇六年という年
動線
モーツァルト二五〇歳
公平ということ
自重の弁
ラ・テ欄
謝罪の旅
夜道にて
学芸員〔ほか〕
著者等紹介
池辺晋一郎[イケベシンイチロウ]
作曲家。1943年水戸市生まれ。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃氏などに師事。66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度、横浜文化賞、姫路市文化大賞、JXTG音楽賞などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、02年放送文化賞、04年紫綬褒章。現在、日中文化交流協会理事長、東京オペラシティ、横浜みなとみらいホール、石川県立音楽堂ほかの館長、監督など。東京音楽大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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