出版社内容情報
日本でも絶大な人気を誇る世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座。時代を彩るスター、名作で誕生から現在まで350年の歴史をたどる!
内容説明
絶大な人気を誇るバレエの殿堂、華麗なるパリ・オペラ座、その魅力の秘密を探る!
目次
第1章 オペラ座の怪人
第2章 オペラ座のレパートリー
第3章 オペラ座誕生
第4章 彷徨えるオペラ座
第5章 オペラ座の黄金時代
第6章 ガルニエ宮開場
第7章 ガルニエ宮のバレエ
第8章 ディアギレフとルーシェ
第9章 リファールの時代
第10章 ヌレエフから現代まで
著者等紹介
鈴木晶[スズキショウ]
1952年東京生まれ。東京大学文学部露文学科卒業。現在、法政大学教授、早稲田大学大学院客員教授。専攻は精神分析学、身体表現論。1994‐95年、英国サリー大学人文学部舞踊学科客員研究員。舞踊学会、日本ロシア文学会、国際舞踊史学会などの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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禿童子
30
パリ・オペラ座と呼ばれる歌劇場といえば、別名「ガルニエ宮(パレ・ガルニエ)」と呼ばれる1875年落成の劇場(十三代目のオペラ座)を指すが、実は現在2つめのオペラ座がバスティーユにあり、これはオペラ・バスティーユと言う。オペラ座の誕生は1669年6月28日のルイ14世の勅許状に遡る。ルイ14世はバレエを踊るのを好んだとか。三代目劇場パレ・ロワイヤルは90年続いたが1763年火事で全焼、新劇場も11年後に焼失、1870年にはル・ペルティエ通りのオペラ座も原因不明の出火で全焼。シャンデリアの落下事故と災難続き。2022/08/14
nxjvy
1
卒論用に読みました。 2023/12/20
Mikio Katayama
1
パリ・オペラ座の350年の歴史を、バレエのエピソードを中心にたどるエッセイ。オペラ座・バレエのレパートリーの変遷、19世紀後半の「退廃期」のバレエについての視点、ジャポニスム・バレエについての記述がとても興味深かった。人名・作品索引付。2016/08/28