内容説明
ブラジル音楽ガイドの決定版!多種多様なリズム、メロディー、ハーモニー、そしてサウダーヂという言葉で示される独特のフィーリング…音楽のメルティング・ポット、ブラジル。サンバ、ボサノヴァからトロピカリア、そして最新ブラジリアン・ポップまで、その豊饒でディープな世界をまるごと凝縮。入門書としても研究書としても、使える一冊。
目次
第1章 ブラジルの5世紀―歴史と音楽
第2章 サンバ―リオの鼓動
第3章 ボサノヴァ―新しい傾向
第4章 MPB―虹色の音楽
第5章 ミナス・ジェライスの宝
第6章 聖人の大地―バイーア
第7章 北東部北方
第8章 インストゥルメンタルとジャズ
第9章 トロピカル・ロック
第10章 その他のブラジル音楽
著者等紹介
ペサーニャ,ヒカルド[Pessanha,Ricardo]
教育者、ライター、編集者。ブラジルの英語教育研究所勤務のかたわら、『ザ・ビート』誌などにブラジル音楽に関する記事を寄稿している
マッガワン,クリス[McGowan,Chris]
ライター、コラムニスト。ブラジル音楽、ワールド・ミュージックを専門とし、80年代半ばから『ビルボード』『ミュージシャン』『ザ・ビート』などに寄稿している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sattomo4
10
ブラジルの音楽ガイドブック。ポルトガル人の支配下、先住民に加えアフリカ人奴隷も住み着きそれぞれの文化が融合したブラジルは、正に音楽のルツボ。特に、アフリカ音楽の影響が強い、サンバやボサノヴァのリズムは魅力的。治まっていた音楽収集熱が再燃しそうです。2019/11/08
アオキ ダイスケ
1
ブラジル音楽について、ジャンルや地域に分けて十の章で解説。歴史の変遷、民族の特性、政治的背景を交えながら細かく丁寧に解説されてます。人名やアルバムの索引もついているのでとても便利です。ブラジル音楽好きなら必携の一冊でしょう。自分は図書館で借りたけど、自分でちゃんと買いたいと思ってます。ただ、絶版のようですが…。2012/11/09
小山大介
0
ブラジルという国の歩みやミュージシャン達の歴史、関係性を知る事で更にブラジル音楽への興味が湧いてきて聴くのが楽しくなった。聴いた感想や聴き方も少し変わり、又更に深く知りたいしポルトガル語も勉強したくなってしまった。作者の広く深い知識と感性で説得力があるので面白かったです。2015/10/03
ishida
0
かなり細かくて長いが、ブラジル音楽に興味を持った2020/06/04
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