内容説明
世知辛い世のなかから逃げだしたいけどひとりでいるほど強かない―という人へ。のほほんと、太平楽に生きるコツ。
目次
第1章 譲れないものは譲らない(なんのために生きているのだろうか;かならず仕事をすべきなのだろうか ほか)
第2章 ムダな抵抗はやめちゃおう(あきらめることも実力なのだろうか;強いってどういうことなのだろうか ほか)
第3章 ダメな自分を好きになろう(失敗するのは悪いことなのだろうか;いい加減なのはいけないのだろうか ほか)
第4章 答えなんか出さなくていい(アレかコレかは有意味なのだろうか;答えはかならず存在するのだろうか ほか)
著者等紹介
山田史生[ヤマダフミオ]
1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。専攻は中国哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
13
ゆる〜い漢文ガイド。2015/11/18
ナラサン
5
実は・・・山田先生の教え子です(小声で)。15年ばかし前ですが。相変わらずゆるゆるで、嫁と娘と尺八と囲碁(笑)こんな本が出とるとは気づきませんで、ブックオフで・・・。印税に協力できずにすみません。新書で出てる分は全部読んでるんで勘弁してください<(_ _)>2011/11/03
りほ
2
漢文のところは難しかった。けど、ゆる~くいきたいな~と思える本。2017/11/08
大雪(おおゆき)
1
著者は青森県にある弘前大学で漢文を教える先生で専攻は中国哲学、論語や孫氏、老荘思想、禅仏教などの著作があります。本書は中国の古典をちりばめた「ゆるゆるエッセイ集」です。著者は荘子が好きだそうで本書でも何回も登場。個人的にこういうの、好きです。著者の読み方はやや我田引水のきらいがあると告白されてる通り、少しくせがあります。肩の力が抜けた感じということですかね。また、漢文訓読は意外と?柔軟性があって「こうも読めるし、違う風にも読める」そうで、これは個人的にも実感してますね。2018/03/19