歯がゆいサラリーマン大国・日本―なぜドイツ人は、不況にも動じないのか

歯がゆいサラリーマン大国・日本―なぜドイツ人は、不況にも動じないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396610791
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C0036

内容説明

勤勉、時間厳守、清潔好き―、何かと似ているといわれる日本人とドイツ人。ところがサラリーマンの暮らしぶりはというと、大違いです。たっぷりの休暇とゆとりある生活、手厚い失業保険、豊かな老後―ドイツに駐在するある日本人商社マンの言を借りると、ドイツのサラリーマンの生活は「日本人から見て羨ましいの一言」ということになります。そのためか、経済においては日本以上に厳しい状況にあるにもかかわらず、ドイツ人はそれほど動じるふうもなく、マスコミが悲観論を流しつづけるということもありません。その原因はどこにあるのか。それを探ってみようというのが、本書です。

目次

1章 なぜドイツ人は、不況にも平然としていられるのか?―集団主義の日本、個人主義のドイツ、それぞれの長所と短所
2章 ゆとりのドイツ人、歯がゆい日本人―一日の暮らしぶり、休暇、これだけ差がある両国のサラリーマン
3章 ドイツの実力主義、日本の平等主義―ドイツではどのように就職し、失業したらどうなるのか?
4章 ドイツのエリート、日本のエリート―出世、金、女…彼らを律する基準とは
5章 日本人とドイツ人、どちらが勤勉か―ドイツ人が、日本人を揶揄しつつも羨む理由
6章 本当に日本のサラリーマンは可哀想か―ライフスタイル、国際感覚、真の自立を確立するために