内容説明
恋愛下手な人。夫を妻をうまく愛せない人。ユーモアを理解しない人。自称・落ちこぼれの人。「このままでいいんだろうか」と自問している人。人生を一面でしか見ようとしない人。ムツかしい老年の生き方を知らない人。病気に負けそうな人。最期の日が怖い人。自分が嫌いな人…。それでも生きることが、きっとうれしくなる厳選された言葉たち。
目次
第1章 どう信じ、どう愛するか(恋が破れる時、実る時;愛につきものの苦しみ ほか)
第2章 弱い人間だからこそ面白い(笑いの特効薬;頭のいい落ちこぼれ ほか)
第3章 生きるということ死ぬということ(老いのとらえ方;病気が教えてくれた ほか)
第4章 自分の中のもう一人の自分(弱者だけが持つやさしさ;あの人を棄てなかった理由 ほか)
第5章 いつも誰かに見つめられている(人間の心の底にひそむもの;こんな私がいた ほか)