出版社内容情報
安東能明[アンドウヨシアキ]
著・文・その他
内容説明
世界トップシェアを狙える8Kテレビの次世代技術を日本企業フロンテが開発した。凋落著しい韓国企業チムサンは、この最先端技術を盗みとる。ところが、データは一警備員に奪われ、チムサンに使い捨てられた日本人技師宮下の手に。一方、赤羽中央署の疋田は韓国人売春を追っていた。二つの事件が複雑に絡み合い、宮下と韓国スパイ、日本警察の激烈な争奪戦へと突入した!
著者等紹介
安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。受賞作を収録した『撃てない警官』が大ヒット。一躍、警察小説の旗手となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たーさん
19
疋田務警部補シリーズの三作目。だけど赤羽中央署の面々は脇に周り8Kテレビを巡るデータが入ったSDカードの争奪戦がメインの警察小説というよりは企業サスペンスに近い本作。話の流れとかコロコロ変わり緊迫感があるんだけどこれは別の単発作品で読みたかったかな?わさわざシリーズキャラクターを登場させた感じが拭えない。メインはSDカードを手に入れようとする韓国の家電企業と家電企業をリストラされた男の攻防だし。ちょっと個人的にはがっかりでした。2023/03/02
てつ
2
おもしろかった。 シリーズものの3冊目。 今回のテーマは産業スパイ。 自分はこういう最新技術に携わってないけど、いろいろ大変なんだな、と。 昔と違って、命を取り合う戦争は少ないのかもしれないけど、最新技術とか、特許とか、経済的な戦争は今もあるのかもしれないな、と。2023/03/24
ねぎまぐろ
1
★★★2025/03/17
nonnon
0
★★★★☆2020/05/09




