祥伝社文庫
完本 密命〈巻之19〉意地 具足武者の怪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396342845
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



佐伯 泰英[サエキヤスヒデ]

内容説明

将軍吉宗お声がかりの鹿狩りに参加し不首尾だった咎で、直参旗本石河常康が切腹した。半年後、亡き石河の臣を名乗る具足武者が、遺恨を含んで惣三郎を襲う。石河はなぜ切腹に至ったのか。その裏には、形ばかりになった武芸の闇が隠されていた。折りも折り、武芸の衰退を憂える吉宗は、清之助の名を挙げ、再び上覧剣術大試合を開催せよと老中水野忠之に命じる。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。99年、初めて執筆した時代小説『密命』シリーズで一躍、国民的作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロデタ

7
武者修行中の清之助は佐渡に行く。惣三郎に久しぶりに密命が下った。将軍吉宗主催の剣術大会が開催されることが決まり、清之助を参加させることと命じられた。清之助はやっと江戸に帰ってくるのかな。2021/01/02

まつけん

6
「密命」シリーズ巻之十九。今回は主人公 金杉惣三郎と息子 清之助の話が半々といった感じ。「清之助にはただ剣の道を究めることのみに専心してほしい」という父 惣三郎の願いとは裏腹に、父は江戸で、息子は佐渡庄仁左衛門の強い誘いで思いがけず渡った「遠流の島」そして幕府天領として金銀を採掘する佐渡でお上の仕事をこなすことに… そして、将軍 吉宗が自ら主催する上覧剣術大試合の開催が計画される。2020/05/08

しらたまはなこ

5
久しぶりの惣三郎の活躍が嬉しい。 佐渡に渡った清之助。荒れる海さえ収めてしまうもはや神⁈2017/07/02

俊一

3
過去読了分登録です。 具足武者の登場。金杉惣三郎を襲う尾張。 清之助の爽やかさの裏側で、どろどろした緊張感が続きます。 夢中で読んでた作品です。2019/04/04

tak

3
清之助の成長がうれしいなぁ。2017/01/29

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