祥伝社文庫
噺家侍―円朝捕物咄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396334345
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

時は文久三年(一八六三)。毎夜、寄席を沸かせるのは、当代きっての名人噺家・三遊亭円朝。お決まりの出で立ちは小銀杏髷に黒羽織、朱色の襦袢。粋で人情に厚い江戸っ子の円朝だが、父の代までは武士の家系、ひとたび剣を持てばめっぽう強い。今日も幼馴染みの同心・牧野を密かに援けて悪を討つ。幕末の世を騒がす、不逞な輩の正体は?円朝捕物咄の幕が開く。

著者等紹介

浦山明俊[ウラヤマアキトシ]
1958年、東京・浅草生まれ。國學院大學卒。『週刊朝日』記者などを経て独立、文芸・民俗・社会問題・医学を中心に幅広い執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きょうこ

2
文七元結!落語で見てみたいなぁ〜。2013/10/02

琵音

1
元武士の噺家で剣術の達人、三遊亭円朝が主人公。幼馴染の同心に協力して事件を解決。時代は大政奉還の5年前。軽く読める時代劇で、そのままドラマ化できそうな内容。馴染みのある地名がそこかしこに出てきて楽しく読めました。2014/03/02

みこと

1
円朝の口調で 累ヶ淵 と 文七元結 が読めて満足(全部じゃないけど)。文七は良い話だ。めでたしめでたし。2013/08/31

qoop

0
三遊亭円朝が主人公の時代小説、ということで読んでみた。侍を捨てた剣の達人で粋な人情家…という主人公の造詣には新鮮味がなく、正直ものたりない。剣戟シーンも平板。ただ、中盤からラストに向けての盛り上がりはなかなかだし、何より主人公が噺家である必然性も感じられ、わるくはなかった。2011/07/08

mido215

0
剣の達人の円朝の話。決闘の場面が多すぎ。2009/12/03

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