内容説明
文久三年六月、小栗上野介の命を受け京都に向かう途中、幕臣風戸俊策はひとり京女を浪人たちの手から救った。そして一年後、俊策は、その女が長州の攘夷激派の首領、桂小五郎を匿う愛人であることを知った。馬庭念流の達人俊策は、ピストルを構え冷笑する桂小五郎の前に立ちはだかったが…。芹沢鴨を巡っての新撰組の内部抗争、血で血を洗う攘夷志士の暗躍、そして池田屋騒動…。公武合体か攘夷決行かに揺れる激動の京都を、青年剣士の目を通じて描く『新幕末風雲録』第三弾。
文久三年六月、小栗上野介の命を受け京都に向かう途中、幕臣風戸俊策はひとり京女を浪人たちの手から救った。そして一年後、俊策は、その女が長州の攘夷激派の首領、桂小五郎を匿う愛人であることを知った。馬庭念流の達人俊策は、ピストルを構え冷笑する桂小五郎の前に立ちはだかったが…。芹沢鴨を巡っての新撰組の内部抗争、血で血を洗う攘夷志士の暗躍、そして池田屋騒動…。公武合体か攘夷決行かに揺れる激動の京都を、青年剣士の目を通じて描く『新幕末風雲録』第三弾。
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