内容説明
短大を卒業してＰＲ雑誌の編集部に勤める相良道子は、誰にも好かれる清楚な美人である。ある日、大富豪樺島英彦に、取材を理由に伊豆旅行に誘われた。仕事なら、と気軽に旅立った道子は、旅館で樺島にいきなり抱きつかれた。が、彼は興奮のあまり心臓麻痺で急死した。その騒ぎの渦中、金庫にあった樺島の宝石が忽然と消え、道子に容疑がかかった…。娘心を弄ぶ大人たちの狭間で、懸命に生きる女性を描く傑作ノベル、登場！
感想・レビュー
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てらさか
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以前原題の「泪は拭かずに」を読みましたが、文庫版を買ったので再読。道子にかかわる悪人がとにかく悪くてイライラ、そしてハラハラする。2020/06/26
