出版社内容情報
古代日本は多夫多妻制で、性に関して現代よりロマンチックでおおらかだった。性愛、恋愛と結婚という視点で歴史を読み解けば、日本人の本質が見えてくる。
内容説明
歴史は男と女によって夜作られてきた。『古事記』の昔より日本人は“性”と“恋愛”に大らかだった!
目次
第1章 神と交わる巫女(『古事記』が記した結婚の実相;“性愛”に直結した結婚 ほか)
第2章 理想の男性像“いろごのみ”(「一夜妻」と人身御供;「一夜妻」との別れの刻限 ほか)
第3章 “性”を謳歌した中世の日本女性(寝室の変遷;ベッドと嫁入婚の関係 ほか)
第4章 武士に囲われる女性たち(コロンブスが持ち帰った“世紀の土産”;男色が流行した戦国時代 ほか)
終章 結婚を阻むものの正体(遊女の起源と進化;「采女」と白拍子 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。昭和33年(1958)10月、大阪市内に生まれる。昭和56年(1981)3月、奈良大学文学部史学科を卒業。学究生活を経て、昭和59年(1984)3月より、奈良大学文学部研究員。現在は大学・企業の講師を務めながら、歴史家・作家として著作活動を行なっている。テレビ・ラジオ等の番組監修、出演などの依頼も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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