内容説明
つらいのは人間だけじゃない。アリの世界にも“リストラ”はあるし、昆虫のメスは“仕事”のできるオスを選ぶ。ヒトの「仕事」と「遊び」の真実を、生物学で考える。
目次
1章 ヒトは働き者なのか、怠け者なのか?―体のサイズが“仕事時間”を決定する
2章 「食べる」ことで、ヒトは賢くなった―食への欲求が生み出した動物たちの“知恵”
3章 ビーバーとヒトは「家」作りに生涯を費やす―生物たちが獲得した驚異の“快適空間”
4章 ヒトほど「子育て」に時間をかける生物はいない―種の繁栄のためには過保護が得か、放任主義が得か
5章 ヒトの「仕事」は「遊び」へと進化する―“遊びと睡眠”三昧の暮らしが実現する日