内容説明
１９１７年から２０年間にわたり発表した６８編の捕物帳！もと岡っ引の半七が語る数奇な捕物の数々。語りの達人岡本綺堂畢生の名作！「かむろ蛇」「幽霊の観世物」「菊人形の昔」「蟹のお角」「青山の仇討」「吉良の脇差」「歩兵の髪切り」「川越次郎兵衛」の８編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
20
【図書館】遂に６巻になって感想・登録者が０に成ってしまった。 ほんと春陽文庫は人気無いなぁ。（笑） 私は堂昌一の挿絵が好きですけど・・・ここまで読んで来て偶然性で解決する事件が多いなと感じる。 まあ、短編で解決するので仕方ないと言えば仕方ないのですが、江戸弁で話す半七老人に、ついついつりこまれて読んでしまう。 あと、１巻を残すのみとなってしまったが、この季節感、この江戸情緒は忘れたくないなあ・・・2022/10/14
