春陽文庫
雪の駕籠

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394101987
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「なあんだ、お冬ちゃんも親に産んでもらわなかったほうがよかった口か」冬の夜、貧しい父娘に悪態をつく女の哀しい真意「雪の駕篭」。つむじ曲がりの老人に突然喧嘩を売られた名相撲取り「男の土俵」。内職に精出す下級藩士と浪費家の女房、微禄長屋におきる騒動「土こね記」「五十両騒動」。人情の機微が心に泌みる名作短篇集、上記他6篇収録。

著者等紹介

山手樹一郎[ヤマテキイチロウ]
栃木県生。雑誌編集者を経て作家となる。長谷川伸の門下となり、『桃太郎侍』で人気を博す。明朗闊達、壮快な作風で大衆の心を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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