出版社内容情報
バロックからベートーヴェンまで西洋音楽の楽譜の変遷を克明に辿る労作。貴重な一次資料130頁掲載。演奏家への実践的な助言多数。
バッハなどバロックの作曲家たちからベートーヴェンまで。西洋音楽の楽譜がどのように変化してきたか、手書き譜・初版譜など貴重な一次資料を元に克明にたどった労作。テンポの取り方など演奏家への実践的な助言も多数。
【著者紹介】
1943年生まれ。音楽と音楽学をバーゼル大学で学ぶ。1970年から2003年まで、スコラ・カントルム・バジリエンシス(バーゼル音楽アカデミー附属古楽大学校)で教える。この教授活動を通して、12世紀後半から18世紀までの音楽の演奏実践の基礎となる記譜法研究を行う。
内容説明
計量記譜法から現代の楽譜へ移行期の変化を追った貴重な研究。楽譜など一次資料を克明に分析しその当時と演奏法と、記譜の理論を導き出した労作。ファクシミリ図版250点を掲載。
目次
第1部 17世紀前半の記譜法(テンポ・オルディナリオの第1次分割段階;テンポ・オルディナリオの第2次分割段階)
第2部 17世紀末の記譜法の原則の変遷と18世紀の展開(17世紀後半におけるプロポルツィオの意味の変化と拡大;18世紀における記譜法の発展の基礎)
第3部 ファクシミリ楽譜
第4部 付録
著者等紹介
パウルスマイアー,カーリン[パウルスマイアー,カーリン] [Paulsmeier,Karin]
1943年生まれ。音楽と音楽学をバーゼル大学で学ぶ。1970年から2003年まで、スコラ・カントルム・バジリエンシス(バーゼル音楽アカデミー附属古楽大学校)で教える。この教授活動を通して、12世紀後半から18世紀までの音楽の演奏実践の基礎となる記譜法研究を行う
久保田慶一[クボタケイイチ]
国立音楽大学教授。東京藝術大学大学院修士課程修了。音楽学博士。フライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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