出版社内容情報
作曲家の日常はどんなものか。多彩な交友、抱腹絶倒のストーリー。現代音楽作曲界のナンバーワンが語るおもしろ人間模様。
【著者紹介】
作曲家。1953年生。1973~80年、東京芸術大学及び大学院に学ぶ。西洋の現代作曲法を学ぶ一方で、在学中よりアジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観などに強い関心を抱き、そこから導いたヘテロフォニー等のコンセプトにより、今日まで多数の作品を発表している。現在、東京音楽大学教授。「いずみシンフォニエッタ大阪」音楽監督。「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」音楽監督。
内容説明
道は一直線!…のはずが、紆余曲折・試行錯誤、あつき友情あり、涙ぐましい奮闘あり、ヴィルトゥオーゾたちとの緊密にして華々しき協働あり。はたまた痛飲の失態、抱腹絶倒のエピソードの数々…、作曲家の日常はこうして過ぎてゆく。
目次
1(〆切り;落ちて、落ちて、また落ちて… ほか)
2(二人のマエストロ;そこに天からの光が ほか)
3(天才たちに乾杯!;交響詩の生涯)
4(白ワイン・オン・ザ・ロックス;フレキシブル・ワイヤー ほか)
著者等紹介
西村朗[ニシムラアキラ]
1953年9月8日、大阪市に生まれる。東京藝術大学作曲科卒。同大学院修了。日本音楽コンクール第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(1977、ブリュッセル)、ルイジ・ダルラピッコラ作曲賞(1977、ミラノ)、尾高賞(1988、1992、1993、2008、2011)、中島健蔵音楽賞(1990)、京都音楽賞「実践部門」(1991)、日本現代芸術振興賞(1994)、エクソンモービル音楽賞(2001)、別宮賞(2002)、サントリー音楽賞(2005)、毎日芸術賞(2005)、ミュージック・ペンクラブ音楽賞(2008)等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。