内容説明
19世紀末、アメリカ音楽界に颯爽と登場した黒人作曲家の栄光と挫折…。数々のヒットナンバーを放ちながら、本懐を果たせず病に倒れたスコット・ジョプリン(1868‐1917)―その波乱の生涯と昨今のラグタイム事情(演奏史・受容史)を綿密な資料調査・取材にもとづき活写した鮮烈なノンフィクション。
目次
第1章 赤線地帯
第2章 追憶のラグタイム
第3章 ラグタイムのゆりかご
第4章 幸運の街、不幸の家
第5章 自負と自虐とペニシリン
第6章 二つの世界に挟まれて
第7章 ニューヨーク
第8章 最後のオペラ
第9章 故郷へ
著者等紹介
伴野準一[トモノジュンイチ]
1961年東京生まれ。筑波大学卒業。16年間の会社勤めを経て、2002年よりフリーランスのノンフィクションライターとして幅広い分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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