出版社内容情報
北海道釧路に牧師の子として育ち,生来の腕白坊主で信仰のかけらもなかった斌助。人生の苦悩が回心の契機につながり,日本聖公会総帥として清濁併せのむ雄壮な生涯を描く。
内容説明
信仰うすき者からの蘇生。北海道釧路に牧師の子として育ち、生来の腕白坊主で向う見ずな性格。長ずるに従って人生の苦悩を乗り越えキリスト教に帰依。その回心の契機から日本聖公会の総帥として立ち、清濁併せのむ雄壮な生涯を描いた。
目次
第1章 苦い春の下で
第2章 めぐりあう人びと
第3章 「たたかいに克ちて」
第4章 激変の時代に
第5章 栄光に残照あり