出版社内容情報
医者であり著名な歌人でもある著者は14年前にガンに冒され、同僚の献身的な手術によって奇跡的に助かる。しかし再発によって、もはや死地に赴くほかないことを知り、そのあとをどのような心境で生き続けたか。本書は著者の手によるハウッーものではなく、巡りくる日に向けて淡々とした筆致で綴った心境の告白である。花鳥をいつくしみ、日本の未来のあり方にまで思いを馳せた。
内容説明
医者であり歌人でもある筆者は14年前にガンに冒され奇跡的に生還したにもかかわらず、再び発病。手術後、淡々と綴った家族と世間への愛と親和の心境の告白。
目次
1 病んで思うこと
2 散歩の道筋にて
3 胃の腑の鳥獣魚介
4 来し方の追憶
5 花月に託す夢
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