出版社内容情報
それは6時間目だった。早朝に起きた阪神では経験されなかった学校現場での災害。そのとき“先生”だった10人のノンフィクション。
内容説明
卒業式を控えた6時間目、多くの子どもたちが教室にいた。10人の教師の詳細な聞き書きにもとづく、震災当日から学校再開までの日々。東北発、全国の教育関係者におくる“災害エスノグラフィー”。
目次
第1章 それは6時間目だった(午後の教室;とっさの判断 ほか)
第2章 津波襲来(C小学校の場合;D小学校の場合 ほか)
第3章 夜明け―2週間後まで(最初の夜明け;安否確認 ほか)
第4章 その後の苦闘―学校再開(学校と社会に向かう子どもたち;うったえる心と身体 ほか)
第5章 過去と未来の間で(日々のはじまり;忘れること、思いを寄せること)
著者等紹介
田端健人[タバタタケト]
1967年生まれ、宮城教育大学教育学部准教授。学校教育をフィールドとした質的研究に取り組む一方、学部での教員養成や現職教員向けの講習や実践現場と協同した授業研究に携わる。2011年3月東日本大震災後、宮城教育大学による教育復興のプロジェクトにも参画、2011年7月から2012年1月にかけてインタビュー調査「教師たちの3.11―東日本大震災・学校現場の記憶」を行う。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士号取得)。専攻:教育学、教育実践研究、現象学、存在論(子どもの言葉、表現、身体運動、遊びの研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
たけちゃん
rigmarole
peisaku2014
まぐらかぐら@一関