出版社内容情報
いわゆる原始仏教と呼ばれるものが,いかなる経過をたどって成立したかを,原典批判,社会的な情勢や風土的な背景の考察,考古学的な調査報告などによりつつ解明する。
内容説明
仏教が興起した時代背景、最初期の仏教の姿、教団や戒律の形成など、仏教成立の過程を利用可能なあらゆる資料を駆使して解明した画期的大著。
目次
第1編 思想的背景
第2編 最初期の仏教
第3編 釈尊を慕う人々
第4編 最初期の仏教に対する異なった視角
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クックーナ
1
原始仏教として知られるより前の最初期の仏教、そして人間ゴータマに迫る中村元博士の画期的な資料文献。 往時の教団にはなかったもの、釈尊はしていなかったであろうことを知りたくて購入しましたが目的は十分に果たせたという感じです。本書では、【最初期の仏教では必ずしも〜はなかった】という箇所が出てくるので、ゴータマニアには眉唾ものです。神格化され後世の人によって増広されたものは私たちの実生活には参考になり得ない。私はあくまで人間ゴータマが誰にでもできそうなことをどんな風にしていたか、あり方を知りたかったのです。2018/06/26




