出版社内容情報
近代と格闘し、新たな〈救い〉と〈自立〉の道を切り拓いた宗教者の、知られざる生涯と思想とは。日本近代の意味を問う大著。
近代新宗教の雄、霊友会の創始者、久保角太郎。近代と格闘し、新たな〈救い〉と〈自立〉の道を切り拓いた、希有の宗教者の生涯と思想とは。その知られざる実像を提示し、日本近代の意味を問う、画期的な大著。
【著者紹介】
昭和十二年東京生まれ。東京女子大学文学部日本文学科卒。法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士。同博士課程修了。現在、在家仏教こころの会副会長。著書に『佛をもとめる心』(講談社)、『生かしあっていのち』(いんなあとりっぷ社)、『この自分で生きる ここから生きる』(一陽舎)他。
内容説明
近代と格闘し、新たな“救い”と“自立”の道を切り拓いた、宗教者の生涯と思想とはいかなるものか。その知られざる実像を提示する、画期的な大著!
目次
第1章 久保角太郎
第2章 小谷安吉
第3章 青春
第4章 機
第5章 小谷喜美
第6章 活動
終章 「願い」を形に
著者等紹介
久保克児[クボカツコ]
昭和12年東京生まれ。東京女子大学文学部日本文学科卒。法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士。同博士課程修了。在家仏教こころの会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガチャ
0
知人に霊友会の教えを実践している人がいるので、図書館で見かけ読んでみた。先祖供養を通して、自分を見つめ、自立して生きていくこと。人は人との繋がりで、自分が生かされている、といった久保角太郎の信念が知れた。ただ、その実践は霊友会に入っていなくても自分の心がけや意志があれば出来るものでもあると感じた。あと、生い立ちなど細かく丁寧に述べられていたのは良かったが、根拠となるものがなく、ほとんど著者の想像やこうって欲しいという願望で記されているのは如何なものか。霊友会信者が読むには楽しめる内容だと思う。2018/04/11