内容説明
みずからチベット密教を修行する尼僧となり、還俗して妻・母としての人生経験を積んだ著者が、男性中心の仏教界にあって女性独自の覚りへの道を歩んだチベット女性覚者6人の光り輝く人生を記録した類のない貴重な評伝。
目次
はじめに 私の霊的探求の道
序論 チベット仏教における女性の霊的探求
1 死から甦った女―ナンサ・ウーブム
2 チベット最大の女性覚者―マチク・ラプドゥン
3 埋蔵書を発掘した女―チョモ・メンモ
4 六波羅蜜を体現した女―マチク・オンジョ
5 神通自在の超能力者―テンチェン・レーマ
6 20世紀のダーキニー―アユ・カンド



