内容説明
たかが塩、されど塩。一体、塩とは何か。世界の塩、36種掲載。
目次
1 自然海塩organic saltのできるまで
2 日本の塩事情、世界の塩事情
3 日本の塩はどのようにして造られてきたか
4 塩とは何か―そして人はなぜ塩を摂るのか
5 私の塩作法、私のSalt Cooking
6 塩「こつ」の科学
7 Salt Tasting―塩を利く、塩を味わう
8 WORLD SALT CATALOGUE
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
3
柴田書店の本なので、編集方針が解っていて、古本で購入。国内と外国の様々な場所で生産された塩と、有名な料理人がどう塩を扱うかを説明していて興味深い。日本は塩作りの本場だし、日本料理には塩の良し悪しが作用するので、料理人の緊張感が伝わる。ソムリエの田崎氏が各地の塩を比べるページもある。奥深い塩である。2016/02/05
げんぞう
0
まさに塩の本!天然塩の製造工程から料亭料理のレシピ、化学的な解説etc。。色々な角度からの塩へのアプローチが詰まった本!私が一番面白かったのはソムリエ田崎真也さんによる塩のテイスティングコーナー。15種類ほどの塩を水に溶かして飲んだり、きゅうりに付けて、だし汁に入れて、焼き鳥と一緒になどして食べ比べ。塩の種類で素材の味に違いがでるのが面白かったです。本を読み終わってから、これからはもっと塩にこだわりたくなりました。2009/10/11