内容説明
アダムが房ってくる―。今日で長年の海軍生活にピリオドを打ち、新しい出発をするのだ。これまで幾度となくしてきた寂しい思いも終わり、これからはずっと二人でいられるはず…。レイチェルは夫アダムを迎えるため港へと車を急がせた。再会した二人はたがいの愛を確認しあうが、しだいに二人の関係に微妙な影がさしはじめる。ショッピング・センターでの仕事に情熱を燃やすレイチェルをアダムはまったく理解しようとしない。レイチェルのキャリアを認めるどころか、文句をいう始末。二人の目指す道はいつのまにか違うものになっていたのだろうか…。アダムへの愛と仕事とのあいだでレイチェルの心は激しく揺らぐ。