内容説明
短編でお馴染みの「不純粋科学研究所」の科学者たちによって作られた巨大コンピュータ、クティステック・マシーン(創世機械)のエピクティステスが語った自伝―と書けば、いかにももっともらしくSF的だが、その内容たるや一読発狂の代物なのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
本書は、自意識を持つ巨大コンピュータ、エピクティステスの語り=騙りによる、コミュニケーションをめぐるハードSFである。以上!2010/09/19
たいりく
1
★★★★ これも30年越しでついに読了。2016/05/12
まっきaka谷林
1
ラファティ、長編だとこうなるのか。2013/01/04
更新停止中
1
名無しさん達のネットクリシェをそのままなぞって何かを言ったつもりになりたかないが他に言葉が見当たらないので使おう。君の語りはちょっとばかり「人類には早すぎる」気がするよ、エピクト。という訳で何か遠くにユング的な何かが垣間見えたような気がするだけでぜんぜん解んねえ。この凄まじい世界観をここまで「うわあバカばっかりだー!」な表現の仕方しでかしてるのすげえ、とか、結局ラファティのこういう表現方法以上に「我々の概念を超えた何かを常識のように当たり前に持っている者」を描く方法はないな、とか。解らないけど面白かった。2011/10/27