ファンドレイジングが社会を変える―非営利の資金調達を成功させるための原則

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784380082177
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C0034

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内容説明

ファンドレイジングは「単なる資金集めの手段」ではなく、「社会を変えていく手段」である!共感と解決策を提案するプロセスと捉えよ。7つの原則7つのステップ15の技で組織を改善・強化せよ。寄付する側・受ける側ともに役立つ具体的なアドバイスが満載。

目次

第1章 いま、なぜファンドレイジングなのか
第2章 日本には寄付文化がないのだろうか
第3章 ひょっとすると、日本にもついに「大寄付時代」の到来か?
第4章 7つの原則、7つのステップ、15の技
第5章 「おもしろい寄付」20連発!
第6章 最後に、私の夢―2020年、寄付10兆円時代の実現に向けて

著者等紹介

鵜尾雅隆[ウオマサタカ]
株式会社ファンドレックス代表取締役。2005年以降、ファンドレイジングの考え方や事例、ノウハウについて発行するブログ「ファンドレイジング道場」主催。2004年、アメリカのケース大学にて非営利組織管理修士取得。同年、インディアナ大学でファンドレイジングスクールを修了。現在、講演や全国各地での研修、NPO向けの個別のファンドレイジング改善や戦略策定のコンサルティングなどを行っている。08年までJICA(国際協力機構)勤務。世田谷まちづくりファンド運営委員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Humbaba

3
寄付と一言に言っても、様々な形がある。そして、結局は寄付する人間にとって寄付するほうが市内よりもプラスになると考えるからこそ寄付を行う。寄付を積極的に行うようにするためには、寄付する際の負担を小さくするか、または寄付することによって得られる満足感を高めることが重要である。2013/09/20

tkokon

3
【ふむふむ】欧米が「社会変革型寄付」なのに対し、日本は「釣り銭型寄付」。だから寄付をしたことある人は多くても、絶対額が小さい。日本ほどNPOの人件費が渋い(ケチな)国はない。非現実的な清貧思想が根強い。メッセージは活動対象の受益者へのメリット(第一階層)だけにとどまらず、地域社会への影響(第二階層)、国や社会全体への影響(第三階層)まで考えたものを作ると、「届く」メッセージになる2012/06/27

ikasumin

3
ファンドレイジングのそもそも論(社会変革のための手段!)や課題、日本における今後の在り方などについて複合的に分かりやすく示されていてて、面白く読むことができた。寄付したことで自分(もしくは周囲)が実際にこれだけ幸せになった!という成功体験を持つ人が増えたら…というのは、今後ファンドレイジングや良いNPO活動が広がる大きな要素。(確かに日本人は、例えば檀家さんなどには沢山お金を払う習慣があるものなあ!) 2010/04/16

Kaori Kurusu

1
日本には本当に「寄付文化が無い」のか?という視点で再読。 ◎日本における相互扶助組織の歴史。「隣組」は、同一地域における5から20世帯がひとつのユニットになるというイメージだが、当初政府が想定した機能を超えて、住民の相互扶助による社会サービスの補完機能を有していた。 ◎かつてあった「町会所」と呼ばれた組織のように、農作物を共同管理したり、金融機能を有したり、地域内の貧困者への支援を行う準隣組組織も主要都市や村落に派生して形成されていた。運営資金の多くは寄付や会費だと言われている。 ◎しかし、戦争中に2014/07/22

Akimichi Tobita

1
NPO・NGOがいかに「社会を変える」ために、しかるべき人から共感してもらい「自発的」に寄付を集める「ファンドレイザー」の解説書。具体的な手法はないが、実例が面白く販売側も消費者も「社会貢献」を真剣に考えているんだなと、なんか安心した。NPO立ち上げの勉強をしたくて手に取ったが、運営に携わる人向けの内容だと思う。またしかるべき時が来たら再読しようと思う。2013/03/11

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