内容説明
ご存知でしたか?あなたのすぐ横のテーブルではじまっているドラマ―。レストランスタッフが教えてくれた珠玉のストーリー。
著者等紹介
植松二郎[ウエマツジロウ]
兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学卒業。広告制作会社勤務ののち独立。小説、エッセイ、紀行文などを執筆。老人と少年の勇気の物語『ペンフレンド』(童話屋)で第40回毎日児童小説賞、ある大男の非運をやわらかい文体で描いた『春陽のベリーロール』(関西書院)で第12回織田作之助賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
88
すごく読みやすくて、じんわりした♪読み終わってから、実話に基づく短編集だと知ったのだが、読み始めたときから、「とてもリアルだな~」と思っていた。料理がおいしいお話かと思いきや、それに関わる人間のドラマみたいな内容で、人生に迷ったり、つまづいたりしている人の背中をそっと後押ししてくれるような言葉が添えられている。どのお話も素敵だったけど、「ロールキャベツとクロッキー帖」が特にお気に入り☆ロールキャベツもそうだが、とんかつ茶漬けも食べてみたくなった!!どれもクスッと笑えたり、おもしろくて、ごちそうさまでした♪2013/06/21
ふみえ
7
飲食業界でのお仕事短編集かな。実話に基づいているとのことだが、ちょっと美化し過ぎじゃないかな。2016/09/24
琴音
6
一話一話、ささやかな幸せを感じさせるお話でした。レストランをテーマにそれぞれ暖かなエピソードが繰り広げられ、軽やかに読み進めることができました。2010/03/25
sena
4
飲食店を舞台にした短編集。どれも読んだ後、ほんわか優しい気持ちに包まれたり、よし、頑張ろうと思ったりと爽やかな読後感。しかし、それだけの本とも言えるが。家事の合間にちょっと読むのにはぴったりの本でした。2011/01/18
◎しおりん
3
現実はこんなにいい話ばかりでない事は分かっているけれど、なかなか心温まる話たちだった。ロールキャベツとエビのフリッターが食べたくなる!!