内容説明
やる気を高めるノルアドレナリン、快感をもたらすドーパミン、精神を安定させるセロトニン、男らしい体とメンタルをつくるテストステロン、「可愛い」「守りたい」という気持ちを引き出すオキシトシン等々、体内でつくられ、生命活動をコントロールするのが「ホルモン」。ホルモンがうまく働けば、人間にもともと備わっている能力が引き出され、仕事の成果もグンと上がる!ホルモンを自在に操る「魔法のスイッチ」である即効ツボ押し・運動法から、生活習慣・話し方まで。ホルモンをまるごと味方につける画期的な一冊。
目次
第1章 あれも、これも!ホルモンのすごい働き
第2章 ホルモンを操って仕事力を高める
第3章 人生を成功に導く3大ホルモン
第4章 ホルモンがわかれば女心がわかる
第5章 ホルモン・スイッチをオンにする生活習慣
第6章 困ったときにすぐ効くツボ・スイッチ
著者等紹介
加藤雅俊[カトウマサトシ]
JHT日本ホリスティックセラピー協会会長。JHT日本ホリスティックセラピストアカデミー校長。ミッツ・エンタープライズ株式会社代表取締役社長。薬剤師。体内環境師。薬学予防医療家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
58
著者は、JHT日本ホリスティックセラピー協会会長、薬剤師で「体内環境師」の加藤雅俊先生。薬に頼らず症状に対して食事や運動など多方面からアプローチする「ホリスティック理念」を日本で初めて唱えた第一人者が、ホルモン・スイッチを押すことで自身の中に眠っている能力を引き出す方法を伝授。あらためてホルモンの働きがいろいろと影響していることが分かりました。まずは背筋を伸ばすこと(これは普段から意識しています)、ホルモン全体を覚醒させる「表裏バンザイ体操」をやってみること、手のひらのツボ押し、あたりから始めてみます😄2023/11/30
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
31
ホルモンには脳で分泌されて、神経から神経に伝わるものと、体のあちこちで分泌されて、血液を介して伝わるものの2つがあって、血液を介するものは、時間はかかるけれどじっくり長く作用するとか。特に興味深かったのは、恋を成就させる、ときめきホルモン(PEA)。恋をしている状態は、PEAの働きでドーパミンが大量に分泌され、脳が快感に満たされている、って、凄いね。また、恋をするとPEAは分泌されるけれど、逆にPEAが分泌されると恋をしてると錯覚するとか、PEAが一人の相手に分泌されるのには期限があるとか、本当、面白い。2019/11/10
なー
9
理由や原因の分からない不調って「ホルモンのバランスかな」とか言われがちなので、ホルモンってなんか凄そうじゃない?と思い読んでみました。もう、この世の全てがホルモンって感じよ。健康は勿論、恋も仕事も何もかもホルモン。面白かったけど読んでたらちょっと疲れた…(笑)第五章の運動だけ覚えておけば良い気がします。2020/01/10
なべっくす
8
★3。ツボ押しや背中体操など実用的な内容も多く、とても参考になった。ただ実践した途端にやる気がみなぎり、多幸感に溢れれば誰も苦労はしないわけで・・・結局はホルモンの支配からは逃れられないし、コントロールは難しいとは思う。中盤モテ術の話になりキメ台詞をわざわざ前後数行開けて「 可愛いよ 」と書いている所は寒くて笑った。どの層の読者をターゲットにしているのか疑問!2019/08/01
オズ
6
神経伝達物質などについて。題名が恥ずかしいが、内容は分かりやすく興味深いものだった。脂溶性のアルコールが血液脳関門を突破するくだりは、なかなかおそろしくもある。結果的にドーパミンの働きが強まる。2020/06/05