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内容説明
わが国には「朱子学的保守」と「脱朱子学的保守」と呼ぶべき二つの保守思想が存在する。保守二党論を掲げた「希望の党」が空中分解してゆく過程を検証すると、現在の日本の保守に内在する矛盾と課題が見えてくる。著者は浜岡原発が立地する御前崎から、日本のあるべき近未来像を発信する。
目次
第1章 あの「希望の党」が日本国民に投げかたけもの(親社会主義的勢力との決別手段選択ミス;二つの保守の違いは何か;雇用拡大の理由は、アベノミクスの成果であるか否か ほか)
第2章 「朱子学的保守」の言う「日本」は、本当に「日本」なのか
第3章 原発立地の街から考える現代日本の課題(国防上の課題(原発が、国防上のキズになっていないか)
財政上の課題(原発廃炉費用は、確保されているか)
世界的経済環境上の課題(原発に電力供給を依存する企業は、生き残れるか))
第4章 地方から見た今後の日本政治の課題(憲法改正問題;人口減少問題・超高齢化問題をどう考えるか;地方創生問題について(地方創生の最大の敵は、農地法) ほか)
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヨウ]
1954年7月11日静岡県榛原郡御前崎町(現静岡県御前崎市)白羽生まれ。静岡県立榛原高校卒、慶應義塾大学法学部政治学科卒。ブリヂストンエラステック株式会社勤務を経て東京海上日動火災保険株式会社勤務。2011年9月退職。2012年4月御前崎市議会選挙初当選、現在2期目。旧御前崎町消防団長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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