内容説明
子どもならではの視点や、みずみずしい言葉、独特の発想が、大人が見落としていた何かを教えてくれる10篇の物語を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
13
「いつもありがとう」の作文コンクールに寄せられた作品たちを編集した、短編集。実際にあったお話。何気ない普通の生活の中に幸せがあり、それを大切にしたり、その日々に感謝したい気持ちが伝わってきました。「ありがとう」という一言。思うだけでなく、言葉に出して相手に伝えることで、何かが変わることもありますね。2022/03/10
のり
10
家族の大切さや感謝を感じる作品集。 世の中みんな こんな優しさをもっていたらいいのに、と思ってしまう。2017/07/28
*
6
家族の雰囲気や、後にプロ棋士になった入賞者もいるという結果に目が行ってしまうけれど、それぞれの子どもがペンに込めた「感謝」に優劣はない。審査員を10年間務めるあさのあつこさんが「大人の評価を気にしたような作品は今までひとつもなかった」と書いていたのが印象に残った。2017/11/03
とうふ
3
全編、読むと心がほんわかするお話でした。 なかなか伝えられない「ありがとう」を作文にするというのは素晴らしい考えだと思う。私はこの本を読んで、これからは周りの人にたくさんの「ありがとう」を言いたいな、と思いました。2017/08/14
ひとさん
0
「ありがとう」って言われると、本当に嬉しいもんです。 「ありがとう」って言えると、気持ちがいいもんです。2021/03/12