内容説明
情報収集・交渉・根回し・リーダーシップ…２５００年の時空を超えるビジネス・経営最強の虎の巻。
目次
「計篇」―決断・行動の前に・確かな見通し
「作戦篇」―短期集中・勝負の見切り
「謀攻篇」―戦わずして勝つ・成功のテクニック
「形篇」―守りと攻めの見極め・成功の態勢
「勢篇」―集団の力を発揮・勢いに乗る
「虚実篇」―主導権を握る・柔軟に変化
「軍争篇」―相手との駆け引き・状況に応じて動く
「九変篇」―臨機応変に対応・万全の態勢で臨む
「行軍篇」―相手の状況を読む・リーダーの資質と心得
「地形篇」―リーダーに求められるもの・環境を把握
「九地篇」―一致団結するには・やる気を引き出す術
「火攻篇」―目的を達成すること・タイミングと状況判断
「用間篇」―情報の重要性・情報収集力が成功のカギを握る
著者等紹介
弘兼憲史［ヒロカネケンシ］
１９４７年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。松下電器産業販売助成部に勤務。退社後、１９７６年漫画家デビュー。以後、人間や社会を鋭く描く作品で、多くのファンを魅了し続けている。小学館漫画賞、講談社漫画賞の両賞を受賞
前田信弘［マエダノブヒロ］
経営コンサルタント。ファイナンシャル・プランナー。長年、幅広くビジネス教育に取り組むとともに、さまざまなジャンルで執筆・コンサルティング活動を行う。あわせて歴史や古典などをビジネス・経営に活かす研究にも取り組んでいる。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨクト
17
尊敬する先輩の愛読書が「孫子の兵法」らしい。そして本書は漫画付きで、さらにビジネスモデルに当てはめているのでわかりやすい。入門書としては最適。少数精鋭の考え方や上司部下の関係、そして情報の重要性など、今も変わらない。2014/12/20
Skywalker
4
「孫子」との相性確認の意味で本入門書を読んでみました。ビジネス書ではポジティブ思考が全盛期の昨今であるが、孫子では慎重・思慮深さを説くものが多く、ハッとする。確かに、国や国民の大きな犠牲・貢献の上での戦では、”失敗は成功の糧”では済まされないですね（納得）。両面を持ち、大胆かつ思慮深いチャレンジをしていこうと思った。2012/06/05
Ｊ
3
挿絵に興味を持ったのか、「孫子」に興味を持ったのか・・・。恥ずかしながら、「風林火山」の出典がこれだったことを今まで知らなかった。「五事七計」「詭道」「無形」など、今更ながら仕事に結びつくことは多い。あくまで入門なので、引き続き読み深めていく。2014/03/16
Keiji Fujii
1
情報は重要。2022/09/24
おい
1
課長島耕作と孫子の兵法がうまくミックスされているが、もっと紙面を増やして、深みがあった方がより楽しめかつ理解も深まったかも。 ★★★2021/08/08
