内容説明
日本人の道徳の基礎、人間力の教科書。自重、慎み、反省、プライド、気働き、恥…、品格とは何か?仁徳とは何か?論語が教える人生の知恵。
目次
序章 国教になった儒学 孔子伝説と『論語』誕生(成立―孔子の死後、四〇〇年近くかけて弟子たちが孔子の言葉をまとめた;背景―孔子は、世の秩序が乱れた東周の春秋時代に生きた ほか)
第1章 正しい心に導く人間力をつける言葉(教養―国家の成立時に影響を与え、貴族や武士の教養となった;道徳―徳川幕府が儒学を保護 『論語』は日本人の道徳となる ほか)
第2章 人間の裏側を見抜く人付き合いの極意(嫉妬―孔子は謀反者からの誘いが多く、嫉妬の対象になりやすかった;隠者―裏切られても理想を捨てず、世間と交わることをやめなかった ほか)
第3章 向上心を保つため志す者への助言(十哲―徳、弁、政治、学問に秀でた高弟、四科十哲;悲嘆―弟子たちに先立たれ、孔子は深く悲しんだ ほか)
第4章 勇気と決断力を与える指導者の心構え(理想―武力や神の力でなく徳で世を治めた周公旦を理想とした;啓蒙―経済と道徳の両立を説いて経営者に影響を与えた渋沢栄一 ほか)
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
1929年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は書誌学、近代日本文学。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。サントリー学藝賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪文化賞受賞
古谷三敏[フルヤミツトシ]
漫画家。1936年旧満洲生まれ。終戦とともに茨城県に移る。55年、少女漫画『みかんの花さく丘』でデビュー。その後、手塚治虫氏、赤塚不二夫氏のアシスタントを経て、『ダメおやじ』を発表(第24回小学館漫画賞受賞)。以後、『BARレモン・ハート』などのヒット作を次々と発表し、多くのファンを魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とくぽん
ころまる
タリぃ
ばっか殿すん
警蓮社峻譽身阿