幻冬舎ルチル文庫 恋する座敷系男子

玄上 八絹【著】

幻冬舎コミックス（2014/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 223p／高さ 15cm
• 商品コード 9784344832343
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

親と死に別れ就活もままならず住む場所も失いかけていた忍は、親戚から小さな古民家を譲り受けた。長年うち捨てられていた茅ぶき屋根のその家で忍が出会ったのは、かつて忍の祖父と仲が良かったという“座敷わらし”。だが彼は、祖父の帰りを待ち続ける間に“わらし”から立派な青年に成長しており、祖父そっくりな忍にいきなり襲いかかってきて！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[.]

良かった。挿し絵も多かったから読み進めるのが楽しかった。ハピエンでした。

2021/10/06

[しましまこ]

座敷わらしが育って座敷おとことは！座敷おとこの愛情の定規は富、家主を愛すれば富が舞い込む。宝くじはもとより温泉がでたり、レアメタル、中東の王族まで引っ張ってくる座敷おとこの愛情に笑った。

2014/09/20

[きょん]

後半どんどん家が壊れていく所はハラハラして「もう、早く引っ越して！」と思いながら読んでました。座敷わらしBLは自分的には当たりが多いのですが、今回も面白かったです。働かなくてもどんどんお金が入ってくる立場になったら、自分なら仕事がつらい時にやめちゃいたくなりそうだなあと受ちゃんを尊敬。

2014/10/02

[usamomo]

悪くはないんだけれど、ちょいと微妙な感じでした。 でも受が健気だし、富よりももっと堅実に～的な生き方だったのが良かったですね。 座敷おとこと祖父の思い出がすごく可哀想でちょっぴり切なかったです。

2014/09/20

[祐＠暫しお休み中]

ひたひたと忍び寄る切なさや受の健気さ、大金に惑わされない意志の強さなんかは良かったんだけど、全体的にイマイチ面白味に欠けてる気がしてなんとなく微妙だった。とはいえ嬉しいとどんどん舞い込んでくる富の規模が大きくなっていくのは面白かったし、一途だけどどこか飄々としている座敷おとこの存在そのものは可愛げがあって良い。ただ、一途なわりには最後がグダグダで決心したっぽかったのが、祖父から受へと移り変わっていった愛情に対してちょっと説得力が感じられなかったかな。P数も少ないのでサラッと読了。

2014/09/22