内容説明
伝えたい、聴いてもらいたい。生命の切実さ、出会いの尊さ、アヤド式子育て、そして歌う気持ち―。「生き続けて、人に会い続けて人生やね。過去に無駄な時間は全然なし。偶然は必然に、欠点は魅力に、失敗は経験に変わるよ」。掃除も料理も洗濯もピアノも歌も、全てに必死で一生懸命なジャズシンガー綾戸智絵、情熱一直線の半生記エッセイ。
目次
第1章 一匹の蚊が、一人のオバハンの人生を狂わせた
第2章 アヤドもオバハンになる前は若かった
第3章 いざ、アメリカへ
第4章 思いもしなかった病
第5章 結婚、出産、そして日本へ逃げる
第6章 ジャズレッスン
第7章 偶然が必然に。デビュー前夜
第8章 数え切れない障害を越えて
第9章 なんやかんやで二十一世紀
著者等紹介
綾戸智絵[アヤドチエ]
1957年大阪府生まれ。ジャズシンガー。98年、四〇歳にしてプロデビュー。2001年、第五一回芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)受賞。トークと幅広い選曲を織り交ぜた自由奔放なステージは、多くの人々に強烈な感動を与え続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nstnykk9814
3
古本屋でまとめ買いして大阪行きの機内などで読んだが、面白かった。同じ関西人だからか、綾戸さんがステージ上でしゃべっているような文章に引き込まれた。出張から帰ったら、久し振りにCDを引っ張り出して聴いてみよう。2015/01/27
こみっくま🍏10
2
底抜けに明るいキャラとソウルフルな歌声ですっかり人気者になったジャズシンガー、綾戸智絵。 彼女の波乱万丈ながら常に前向きな姿勢が胸を打つ。 また大阪弁で気さくに話しかけるような口調で綴る抱腹絶倒エッセイ。 思い立ったらすぐに行動しないと気がすまない性格はとどまるところを知らない。 アメリカに憧れて高校生の時に単身渡米し、仰天エピソードにはとにかく笑える。 アメリカでは数々の友人に出会い、ゴスペルの素晴らしさに痺れたという。 離婚一回、癌との闘病生活など必ずしも順風満帆ではなかったが辛いことも笑い飛ばすほど
にこにこ
0
こんなにまっすぐに自分のやりたい事をやってのける方はそうそう居ないと思う。本からもパワーを全力で感じる事が出来、私もやりたい事から目を背けないでやれる時に思いっきりやって後悔しないようにしようと思えた一冊。 私の愛読書になりました。2017/05/20
風船
0
中でもかいてあるけど、武勇伝的なきれいなところばかり。もう少し部分もかいてもらえると、あの心にひびくのたわけど2013/06/01
とんび
0
すごい人生だ!
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