内容説明
いわゆる「真っ当」な生き方から逃げて楽になった。もっと自由に、伸び伸びと。京大卒・日本一有名な“ニート”が提唱するこれからの生き方。史上最強の脱力系幸福論。
目次
第1章 働きたくない
第2章 家族を作らない
第3章 お金に縛られない
第4章 居場所の作り方
ゆるく生きるためのブックガイド
著者等紹介
pha[ファ]
1978年生まれ。大阪府大阪市出身。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。28歳のときに会社を辞める。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
296
「せっかく京都大学を出たのにニート、とはもったいない」とphaは言われる、と自ら告白。それは、そうだろう。でも、家族や仕事やお金に縛られない生き方は、今だからこそ共感できる人が多いのかもしれない。「持たない幸福論」は、私も実践しつつある。2021/08/01
mitei
266
ニートの歩き方をベースに著者の考え、生き方をつらつらと書かれていた。確かに1つの場所に拘ると拗れたらどうしようもないなと思った。2015/06/11
えちぜんや よーた
118
「働きたくないとは何事か!」と思われるかもしれないが、タイトルは筆者と出版社が考えたマーケティング戦略なんでしょうw。phaさんがやりたくないと言っているのは、ひとつの組織で「メンバー」になって対価を得るということであって、「ジョブ」をすること(ベビーシッターやWebサイト制作すること)については、まったく否定していない。おカネが欲しくないとは一言も言っていない。「自称:ニート」と言っても。こうして本を書いたり、シェアハウスを運営したりで、まったくニートでない。2015/07/23
ぱんにゃー
98
【ちょっと変わっているけれどそういう人もいるよね】 高等遊民(「こゝろ」の先生)?違うね(笑) 私も形は違うけれど似ている~(^ω^)/『本を読むことで、僕は生きるのが楽になった。』ここを伝えたいみたいです♪ (著者が、読書のすすめの清水店長と、対談したら面白いだろうなぁ)2015/08/06
☆ゆう☆
91
「働かない、家族をつくらない、お金に縛られない。」理解できる部分もあれば、共感できない部分もあった。あくまで一つの価値観だと思って読むのがよさそう。「予定は決めておくけど気分次第でドタキャンするのが楽しい」良くないことと分かるが、ついつい共感してしまった。「自分は何によって一番幸せになるか」という感覚、「やりたいと思うこと最優先する」生き方については私も大事にしていきたいと思っていた。幸せの比べっこほど無意味なものは無いということもよく分かった。何があってもブレない自分の価値観を信じて生きてゆこう。 2016/02/19