内容説明
キスの天婦羅、鮒寿司の茶漬け、スダチ蕎麦…、酒呑み垂涎の酒肴のレシピ、銘酒情報が満載!仕事なんて終わり終わり!はい晩酌~っと。ああ、この一杯のために生きてるっ!今すぐ呑みたくなる究極の晩酌エッセイ。
目次
第1章 今宵の晩酌 春編(ホタルイカとふきのとうの宴;あなたワサビを溶きますか? ほか)
第2章 今宵の晩酌 夏編(だだちゃ豆とコチの洗いの宴;天婦羅オジサマの不思議 ほか)
第3章 今宵の晩酌 秋編(秋刀魚と練馬ツナの宴;「花まき蕎麦」の神秘 ほか)
第4章 今宵の晩酎 冬編(牡蛎しゃぶとマグロのづけの宴;湯豆腐は王道にあらず ほか)
著者等紹介
ラズウェル細木[ラズウェルホソキ]
1956年生まれ。山形県米沢市出身の漫画家。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。在学中は漫画研究会に所属。1983年に麻雀漫画でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かもめ
15
ラズ先生、お久しぶりです!四季折々の、旬の食材を肴にした晩酌ライフは、とても美味しそうで楽しそうで羨ましい限り。ついついお酒も飲み過ぎているようで、座卓や炬燵で寝落ちが多いようですね。記憶も曖昧で、食べた覚えのない残骸を翌朝発見し、毎度反省する気持ちはよ~く解ります^^;ロマンスカーで駅弁の旅、いいですね!ここはやはり崎陽軒のシウマイ弁当でしょう!楽しい話満載。まさに晩酌パラダイスでした。2020/08/11
きあ
8
タイトル通りに晩酌がパラダイスだわ。四季に別けて様々な晩酌のあてについて、作者独自の持論の展開が面白い。かといって肩肘張った物ではないのであっさり読みきりました。個人的には晩酌の習慣がないので、ロマ弁に多大なる魅力を感じました。やってみたい…2016/07/04
きゅー
7
晩酌エッセイということなんだけど、いや本当に真面目に晩酌している。一品一品自分で料理して、それに合わせて酒を選んでいる。素晴らしい。夜寒の日の晩酌に「牡蠣しゃぶ」とか堪らない。酒とつまみの関係に関する考察などまったく頷けるし、京王の駅弁大会のチラシをつまみに駅弁談義に花を咲かせるとかすごく面白そう。真面目に、かつ愉快に晩酌している姿を尊敬してしまう。2021/04/07
たっきー
6
再読。著者の自宅での晩酌の様子が楽しそう。二日酔いになることも多いようなので、お身体に気をつけてほしい。駅弁、お店の天ぷらもいいなぁ。2022/05/21
yk
5
まずもって純粋に楽しそうでいい!なんだか旨そうで作りたくなるのもいっぱいだな!炙り板粕!茄子もみ!練馬ツナ!牡蠣しゃぶ!ロマ弁というイベントの話のところで、ハッとしました。ここ数年なんでこんなにイベントが楽しいと感じてたんだろうと思ってましたが、イベントのときにはそれ以外の話をしたり、頭が他のことにいかないからなのか。そういう意味では今年はつらいな。2020/07/21