内容説明
新米神主を飼い主に持つ、白い雑種犬チルー。ある日は、神社に来た酔っぱらいのおじさんから烏賊の薫製をもらい、ある日は、門の横に咲くつつじの花の蜜を吸い、ある日は、供え物を狙いに来た猫から猫パンチされる。神社の四季を通して日本の魅力を再確認する飼い主と、無邪気で弱虫なチルーさんのちょっとおかしな風情ある毎日。
目次
春(わや;烏賊の薫製 ほか)
夏(犬形;渡りに舟 ほか)
秋(秋刀魚;鯉 ほか)
冬(雪が降っても一匹;レコード ほか)
著者等紹介
岡田桃子[オカダモモコ]
ムンバイ(インド)生まれ、埼玉育ち。大阪の神社に嫁入りしてから、出仕を経て、権禰宜となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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