下北サンデーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344012066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本最後の《貧乏の楽園》にようこそ!夢を追い続ける自信はありますか?ずっと貧乏でいる覚悟はありますか?演劇の聖地を舞台に、夢を懸けて奮闘する劇団員たちの青春を描く傑作長篇!

内容説明

雑誌「パピルス」連載中から話題沸騰。演劇の街・下北沢を舞台に贈る、弱小劇団奮闘グラフィティ。

著者等紹介

石田衣良[イシダイラ]
1960年、東京都生まれ。成蹊大学卒。97年「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。2003年「4TEEN フォーティーン」で第129回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

30
ちょっと出来すぎた良いストーリーに感じるところもあったけど、全体的に青春を謳歌していてパワーをもらう。 ビンボーだけど舞台に一所懸命な下北サンデーズという小劇団に、“里中ゆいか”という新しいメンバーが加入することで吹いてくる新しい風。 文体もコミカルで読みやすく、良い作品だった。2021/03/07

くりこ

18
貧乏劇団の下北サンデーズに純粋無垢な大学1年生の里中ゆいかの入団で新風吹き荒れる。 おもしろいほど客入りが増えてテレビの仕事も入って来始めたメンバーたちの紆余曲折。有川さんの『シアター』みたいだと教えられて読みましたが劇団員の現実としてはこちらのほうがリアルに近いのかなと。物語だから上手くいきすぎてる感はありますが、30代の貧乏劇団員たちの酸いも甘いも堪能できました。最後の終わり方はもうちょっと先まで読みたかったなぁ。2015/01/28

お~い

16
ステップアップが面白かったですが、そんなにうまく行かんやろうという感想。里中さんが下宿と行ってああいうアパートに住むけど良く住めたなというのが第一印象。舞台の作品があまり面白くなさそうなのが第二印象。けど、ラストがスッキリしてて面白かったというのが第三印象です。ご都合主義でスッキリまとめて面白かったそんな感じですね。舞台を見てる人には。う~んておもうところ多々あるんでしょうね(笑)。2015/06/25

浅葉

11
★★★☆☆(★3.5個) 図書館 本当に長らく読みたいと思っておきながら手を出さなかった本。演劇物というと、既読はガラスの仮面、チョコレートコスモス、赤の神紋くらい。でもどれも独特の熱意に押され舞台という異界を覗いて興奮するのは共通。その点こちらは巧く書きすぎていると言うか淡々というか、面白いんだけど味が薄い。同じ女主人公、同じ小説媒体のためか、どうしてもチョコレート~に軍配が上る。主役が女優として駆け上がっていく様の濃厚さが物足りず、どうしても運だけの印象を抱いてしまう。(感想続きはコメントにて)2010/05/17

TOMO

8
下北に行ったことはありませんが、下北の空気が伝わってくるような気がしました。2015/01/18

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