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内容説明
いつも三番手を狙う。自分の「間」を守る。言われたことを、言われた通りにやる。「無芸」も立派な芸になる。コバンザメでも構わない。―辛い人生をなんとかのりきる目からウロコの自虐的人生論。
目次
第1章 ポジティブに生きなくてもいいじゃない
第2章 不幸は背後からやってくる
第3章 上をめざさない仕事術
第4章 地味な人ほど信用される
第5章 僕がお金に学んだこと
第6章 後ろ向きで歩いていこう
著者等紹介
岸部四郎[キシベシロウ]
1949年京都府生まれ。ザ・タイガースのバンドボーイをしていたが、後に加入。GSブームの一翼を担う。タイガース解散後、「ルックルックこんにちは」の司会やドラマ「西遊記」などで幅広く活躍。しかし、98年、連帯保証等による借金で破産を申請。それから8年、現在はバラエティ番組やドラマなどで、独特のキャラクターが愛されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
7
著者はポジティブを憎む。そこに他者の無責任さを感じるからだろう。自分に正直になり、流れに身を任せなければ自滅すると自覚している。離婚、自己破産、大病という苦難を経たが、その哲学を守り、著者は今も生きている。2019/07/30
4fdo4
1
緩い感じで、まったりとした文調。 「とりあえず10年待ってみる」には不思議と共感できた。 絶頂からどん底までを体験した著者の言葉は重い。2016/08/08
不動 明
1
この本は奇跡だ!! もう充分な哲学書といいたい位だ。 岸部四郎の肩の力をぬいた生き方、冷静に自分は主役ではないと判断している所など 本当に素晴らしい、 勝ち抜け 勝ち抜けの芸能界で逆に貴重な光る存在だ。 また生きる姿勢もWin Win思想とは真反対の負け負け思想、流れに身を任す 現代の生きる「老子」だね 岸部四郎さんは………、2010/05/02
まゆ
0
すごーく悩んでいたとき、藁にもすがる思いでこの本を手に取りました。目から鱗!悩みもスッキリ解消!ってわけにはいかなかったけど、不思議なマイナスパワーが沸いてきました。じぶんの身の丈を知り、人に期待しすぎない。けっして無理をしない。小さなマイナスパワーの積み重ねが、ある日突然プラスに働くことがあるのですね。2011/12/08
ocutec
0
『みんな無理してポジティブを演じている』という部分は共感。つまりは失敗や問題から逃げずに向き合えということ。2012/06/17




