内容説明
伝えたい、聴いてもらいたい―。生命の切実さ、出会い、子育て、歌う気持ち。40歳にしてデビューしたジャズシンガー綾戸智絵、情熱一直線の半生記エッセイ。
目次
一匹の蚊が、一人のオバハンの人生を狂わせた
アヤドもオバハンになる前は若かった
いざ、アメリカへ
思いもしなかった病
結婚、出産、そして日本へ逃げる
ジャズレッスン
偶然が必然に。デビュー前夜
数え切れない障害を越えて
なんやかんやで二十一世紀
著者等紹介
綾戸智絵[アヤドチエ]
1957年9月10日大阪府生まれ。両親の影響でジャズとハリウッド映画に囲まれて育ち、3歳でクラシックピアノを始める。中学に通いながら夜はジャズクラブで歌い、17歳で単身渡米。その後、ニューヨークで結婚し、一児をもうけるが離婚。91年に帰国後は、大阪のジャズクラブで歌い、自主制作アルバムを3枚リリース。98年、40歳にしてアルバム『For All We Know』でプロデビュー。2001年、第51回芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)受賞。饒舌で笑いが溢れるトークと幅広い選曲を織り交ぜた自由奔放なステージは、ジャズファンだけでなく多くの人々に強烈な感動を与え続けている
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