内容説明
かませ犬から横綱になった闘犬の生涯「くだけた牙」、スズメの生態にせまる「東京スズメ」、海の王者シャチ「黒い背びれ」の3作を収録。
著者等紹介
戸川幸夫[トガワユキオ]
1912年、佐賀県に生まれる。旧制山形高校(現・山形大学)卒業。新聞記者を経て、創作活動に入る。動物を主人公にした「動物文学」というジャンルを確立し、椋鳩十と並び称されるようになる。1954年に『高安犬物語』で直木賞、1968年「戸川幸夫子どものための動物物語」(国土社)でサンケイ児童出版文化賞、1977年に「戸川幸夫動物文学全集」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。多数の小説や児童文学作品を手がける。2004年、94歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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