内容説明
相続法秩序を構成する制度が、その背後にある基本的考え方とともに理解できる。433のケースを通じ、各制度がどのような場面でどんなルールのもとで用いられているのかが把握できる。講義前後の予習・復習や応用型の学習に力を発揮するわかりやすいテキスト。財産法(債権法・物権法)との関係や実務にも目を配った奥行きのある解説。近時、急増している最高裁判例を中心に相続法に関連する重要判例を網羅。財産法学の到達点や実務をふまえた最新の相続法の全体像を433のケースで具体的に示した、楽しみながら理解できる新しいタイプのテキスト、誕生。
目次
相続制度
相続の開始―人の死亡
相続人
相続資格の具体的確定
相続人の不存在
相続財産の包括承継
遺産共有
相続分の確定
遺産分割
財産分離
遺言
遺贈
遺留分
相続回復請求権
著者等紹介
潮見佳男[シオミヨシオ]
1959年愛媛県西条市生まれ。1981年京都大学法学部卒。現在、京都大学法学研究科教授。専攻は民法
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