出版社内容情報
とにかく、パリに行きたい。
いますぐ、何がなんでも、行きたい。
なのに先立つものがない。時間もない。
一緒に行ってくれる恋人もまだいない。
さまざまな理由でいますぐ出発できない人は多い。
でも、いつかはパリに行きたい、という思いに変わりはないはず。
1年半にわたって取材し、書き続けてきたのが本書。
「いつか、ぜったいにパリに行ってやる」と思っているすべての人に向かって贈る一冊です。
内容説明
とにかく、パリに行きたい。いますぐ、何がなんでも、行きたい。なのに先立つものがない。時間もない。一緒に行ってくれる恋人もまだいない。さまざまな理由でいますぐ出発できない人は多い。でも、いつかはパリに行きたい、という思いに変わりはないはず。一年半にわたって取材し、書き続けてきたのが本書。2003年からパリに暮らす著者の誰にも教えたくなかったパリ。
目次
なぜなら、それはフランスだから
パリを食べ尽くそう
サヨナラとオ・ルヴォワール
グランマガザン物語
ビズの肌触り
フランス出産事情
最初にことばありき
今年のヴァカンスはどうする?
ツンとこないわさび
パリの運転、根性試し
招き上手、招かれ上手
パリの裏道、散歩道
著者等紹介
辻仁成[ツジヒトナリ]
1959年東京生まれ。’89年『ピアニシモ』ですばる文学賞を受賞し、作家デビュー。’97年『海峡の光』で第116回芥川賞、’99年『白仏』で仏フェミナ賞・外国文学賞を受賞。監督・脚本・音楽を手がけた映画、『千年旅人』、『ほとけ』でも注目されるなど、文学以外の分野でも幅広く活動している。2003年より渡仏
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