内容説明
平凡な暮らしを望みますか、それとも、結婚しますか?岐路に立つ女性の、“渇き”と“癒し”を切実に描く。リアリズムの名手が描く結婚を実感できる小説。
著者等紹介
盛田隆二[モリタリュウジ]
1954年、東京生まれ。’85年、「夜よりも長い夢」で、「早稲田文学」新人賞入選。’96年にぴあ(株)を退社して、作家専業に。恋愛小説を中心に男女のやるせなく切ない思いを描き、リアリズムの名手として評価は高い
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感想・レビュー
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しばわんこ
2
盛田隆二作品、初読み。マンションの奥さま方の裏事情。内容的にはうーん、こんな世界もあるんだろうなという感じ。イマイチだった。女性自身で連載していたらしい。他の違うタイプの作品を読んでみたい。2018/01/29
イチ
0
のめり込めないまま長かった~。弥生さんが逞しくなっていくのは読んでいてわかるのですが‥。ここの住人も頭おかしすぎる! 2017/07/13
ぱんだぁ
0
日常の話。本当、普通に周りにあるような事でおもしろく読めた。
藍
0
結婚の意味とは…?2015/01/24
Daring
0
盛田隆二の「おいしい水」をタイトル読みしてみた。最初は登場人物が多くて挫けかけた。ただそれなりに個人のセリフ回しが立ってるので、途中からそれぞれのキャラのイメージが浮かんできた。初めて読んだ感覚の小説で、一見生々しい現実を描いてるように見えるけど、読み終えると「いや、ないな」と我に返る。このバランスは独特なのかもしれない。男女、専業主婦、キャリアウーマンなど人によって感じ方が全然違うだろうなと思う。まあここまでいくと内容自体は妄想に近いのかな。2014/11/25