内容説明
元やくざの牛尾脩が自宅マンションで射殺された。元刑事で私立探偵の見城豪は、旧知の牛尾からの手紙を受け取る。そこには一億円の隠し場所と、九千万円を母親に届ける依頼が書かれていた。牛尾は大金をどうやって手に入れたのか。謎を追う見城は、牛尾の繋がりを追ううちに、闇の巨大な組織にたどりつく―。鮮烈なハードサスペンスシリーズ、迫力のアクション満載の第十二弾。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆して人気を博す。’85年『街に棲む野獣』以降、ハードサスペンスに取り組む。ベストセラーになった「毒蜜」シリーズなど全著作合計が2300万部を突破した。「強請屋稼業」は累計130万部を売り上げたベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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