知恵の森文庫
友を偲ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334783280
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

川端康成、向田邦子、三島由紀夫、開高健、池波正太郎、色川武大、手塚治虫、檀一雄、井上靖、石原裕次郎、美空ひばり…etc.。著名人の死に際して、その友が贈った愛惜・賛辞・追憶・批評の言葉の数々。死について独自の見識を持った編者が選りすぐった、珠玉の追悼文集。文庫版特別編として編者への弔辞を新たに収録。

目次

1 愛惜(斎藤茂吉(昭和28年2月25日没)―頑固にして専横(北杜夫)
坂口安吾(昭和30年2月17日没)―坂口安吾の死(檀一雄)
梅崎春生(昭和40年7月19日没)―よき先輩梅崎氏(遠藤周作) ほか)
2 追悼(谷崎潤一郎(昭和40年7月30日没)―谷崎朝時代の終焉(三島由紀夫)
三島由紀夫(昭和45年11月25日没)―三島由紀夫氏の死ののちに(武田泰淳)
志賀直哉(昭和46年10月21日没)―終焉の記(阿川弘之) ほか)
3 弔辞(横光利一(昭和22年12月30日没)―弔辞(川端康成)
梶山季之(昭和50年5月11日没)―弔辞(吉行淳之介)
檀一雄(昭和51年1月2日没)―弔辞(尾崎一雄) ほか)

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923(大正12)年3月27日、東京生まれ。満州大連、神戸と渡り、11歳のときにカトリックの洗礼を受ける。慶応義塾大学文学部仏文科卒。日本人がキリスト教の神と愛をいかにうけとめ、いかに生きるかを、文学のテーマとする。『海と毒薬』『沈黙』などの小説を発表する一方、数々のエッセイを手がけ、いまも多くの読者を魅了し続けてやまない。1996年9月29日逝去
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