出版社内容情報
内容説明
忍者の学舎が開校して迎える初めての夏。一平は、あやめら仲間たちとともに過酷な修行を積み、めざましい成長を遂げていた。一方、学舎では、妙義山中に隠す資金二千両を江戸へ運ぶ計画が持ち上がる。商家一行に化けての江戸行き―特に秀でた子供六人も旅に同行することになるのだが…。宿敵、風魔一党との凄絶な闘いが待ち受けていた!大好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
武内涼[タケウチリョウ]
1978年群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。第17回日本ホラー小説大賞の最終候補となった「青と妖」を改稿・改題した『忍びの森』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
22
○戦いの規模が増していくなか、子供たちの成長が感じ取れます。続編がありそうな終わり方でした。2023/05/20
金吾
21
○読みやすい一冊です。忍者間の戦いのシーンも多く、悲哀を感じる部分もありました。しかし話のなかであっても巨悪が生き残るのは残念です。2022/05/09
香翠
16
知人に勧められた武内涼さんの作品も後数冊。利根川を下り江戸へと向かう舞台設定は、馴染みある地名が多いためか風景を思い浮かべつつ楽しむことができます。しかし戦う場面では緊張し、息をするのも忘れそうになる程。小さな子どもが背負う事の大きさに、なんとも表現し難い悲哀を感じました。2020/03/14
zero
1
学園モノの修学旅行編というところか。いちおうヒロイン達の入浴シーンもあるし。歴史ラノベと軽く考えればよいのかもしれないが、『正義の忍者』というコンセプトに乗り切れない自分がいるのも事実。主人公達と師範達の固い絆をこれでもかというほどぶち込んでくるが、それが裏切られる伏線でだったらよいのだが。2015/11/07
だいゆー
0
(^^2015/09/20